当院に初診されますと、(初診の方はWEBから予約がとれます)まず、妊娠の有無を検査致します。妊娠を確認しますと、妊婦検診を妊娠22週までは、4週間毎、その後36週までは2週間毎、36週からは1週間毎に行います。
検診では、毎回4D超音波検査で胎児の成長をスマートホンに送るか、USBにとり(院長の解説付です)、異常の有無などを調べていきます。またお母様の血圧、尿検査、血液検査なども行います。妊娠初期に胎児に影響するウィルスやクラミジアなどのスクリーニング検査も施行します。妊娠初期と36週以降は内診があります。

 

当院ではソフロロジー式分娩法を採用しております。妊娠前期と後期の母親学級でソフロロジー式呼吸法やイメージトレーニングなどを指導し、妊娠36週からは検診毎に胎児の心拍モニターをしながら実際に呼吸指導を行っております。お家でもイメージトレーニングの練習をCDを聞きながらしていただきます。

 

分娩開始すれば、当院の分娩室に入っていただきます。LDR室になっており、分娩前後は部屋移動の必要はありません。分娩室らしくなく、普通の個室のようで落ち着くと好評です。

■ソフロロジー式分娩法について

ソフロロジー法とは、1960年スペインの精神科医アルフォソン・カイセド博士によって創案された精神の安定・調和を学ぶ学問で、産科領域に応用したのは、パリ、サンミッシェル病院のジャン・クレフ医師です。ヨガ、イメージトレーニング、禅の訓練様式によって、分娩時に緊張を意識的に弛緩されるもので、陣痛間欠期には、意識をソフロリミナルな意識段階、すなわち眠りに入る間際の意識段階に導くことにより容易に筋肉の弛緩が得られます
現在日本流にアレンジがなされ、陣痛間欠時ソフロリミナルな(眠りにつく寸前の意識状態)状態に身を置き、リラックスしているため疲労を最小限にでき、赤ちゃんにもストレスの少ない分娩法として日本中に普及しています。
さらに詳しく→日本ソフロロジー法研究会へのリンク

当院では、開院当初よりこの分娩法を取り入れており、お母様の疲労が少ない、会陰裂傷が少ない、赤ちゃんが元気で頭の変形が少ないといった印象を持っております。

妊婦健診について

  • 健診時には、血圧測定、体重測定、尿検査が毎回あります。
  • 健診時には、看護師・助産師による問診があります。不安や質問等、毎回お話を伺います。
  • 週数に応じて、体重管理や骨盤ケア、おっぱいケアについての説明や分娩疑似体験があります。
  • 超音波映像は、4Dエコーもあり毎回赤ちゃんの様子を見ることが出来ます。また、USBに希望で録画しています(院長解説付)。
    経腹エコー(15週以降)になりましたら、エコーダイアリー(撮影したエコー動画をWEBで閲覧できるサービス)も可能です。

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